Energie:Für Klima und Wachstum: „Club der Energiewendestaaten“ gegründet
エネルギー:環境と経済発展のため
「エネルギー政策変換国クラブ」を結成
ドイツ・フォーカス・オンライン(Focus Online)2013年6月1日付け
本文はこちら:
ドイツの環境省大臣アルトマイヤー氏が、ドイツと9カ国が参加した「エネルギー政策変換国クラブ」を結成したことを発表した。ここに日本は加わっていないが、東京新聞によると、日本には打診すらなかったそうだ。東京新聞の見出しでは「再生エネルギークラブ」となっているが、本当はドイツ語ではClub der Energiewendestaaten、エネルギー政策変換を行っている国のクラブ、という意味だから、活断層の上に建っているおんぼろ原発を再稼動し、福島の事故に懲りずアメリカですら訴えられている技術でさらに原発を輸出しようと熱心な日本は、エネルギー政策変換を行っている国とは見なされなかったからだろうか。国が進めるこうした「会議」は、その公の主旨だけでは判断できないものがあり、注意しなければいけないのは確かだが、再生エネルギーを語っていくのに、今後は一国レベルだけで考えているわけにはいかないし、また大手電力会社のロビーが強いのはどこの国でも同じことなので、再生エネルギーに対して国際レベルである程度の「ロビー」ができていくことは大切だろう。ただ、原発大国フランスが加盟しているとなると、かなり不信感が募る。(ゆう)
東京新聞の記事はこちら:
独主導で「再生エネクラブ」結成 日本に打診なし